ももちゃん便 情報
| 屋号 | ももちゃん便(旧赤帽ももちゃん便) |
| インボイス登録番号 | T6810334367059 |
| 軽貨物開業 | 1997年(平成9年)赤帽ももちゃん便として開業しました。 一部上場の沖電気工業株式会社の技術職から脱サラして個人事業主と言う一大決算。 |
| 赤帽から独立 | 2009年(平成21年)赤帽組合から円満に独立 |
| 代表 | 桃井辰彦 |
| 業種 | 貨物軽自動車運送事業(軽運送) |
| 営業日 | 定休日はございませんが、過労運転防止のため、不定期に休業させていただく場合がございます。 |
| TEL受付 | 緊急配送につきましては、24時間受付いたしております。 |
| 得意分野 | ももちゃん便は、故障部品の緊急配送、超音波診断装置や骨密度測定装置などキャスター付き医療機器を含む精密機械の貸切輸送、指定時間への対応など、お客様のニーズに合わせたカスタマイズ可能な配送サービスを提供しております。軽自動車の特性を活かした柔軟な配送体制により、大手運送会社では対応が難しい細かな分刻みの時間指定や担当者への手渡し納品などが可能です。 |
| メイン車両 | 超音波輸送にも対応N-Boxスロープ仕様の構造変更車両(合法に業務用改造した車両) |
ももちゃん便の主な取り組み
| 24時間 | 1997年より24時間体制での緊急便サービスを継続して提供しております。この長年の実績が、お客様との強固な信頼関係の構築に繋がっていると確信しております。 |
| 人柄重視 | ももちゃん便は、安易にドライバー契約を行うことはせず、ももちゃん便の理念に共感し、人柄を重視した上で、ドライバー契約を締結しております。 |
| 適材適所 | ドライバーの皆様の得意分野を考慮し、無理のない配車を行うことで、モチベーションも上がり安全輸送に繋がると思います。桃ちゃん便の契約ドライバーの皆様は、平均から見れば優秀ですが、人間だからそれぞれ得意、不得意な分野がございます。 ・首都高速道路などが不得意な方には、東京方面へのチャーターは依頼いたしません。 ・重量物の輸送には、力のある方に依頼いたします。 ・夜間勤務を得意とする方もいれば、早朝勤務を得意とする方もいらっしゃいます。 このような適材適所を考慮した配車です。 |
| 輸送瑕疵なし 注釈 | ももちゃん便は、企業チャーター便における輸送瑕疵(お荷物破損等)実績は、1997年の創業以来、一件も出してません。大手のような膨大な処理件数ではないからでもありますが、長い年月での記録なのでちょっと自信になってます。 |
| 情報共有 | 「ももちゃん便」では、トラブル事例を含め、契約ドライバーさんには情報共有します。契約前の意識統一の途中段階にあるドライバー予備軍にも共有し、細かな事にも真摯に向き合っていただけるのか、双方で意思疎通が可能か確認しております。 |
| 車両管理 | ももちゃん便の車両は、私が日常的に点検を行うとともに、ホンダ正規ディーラーにて予防整備を定期的に実施しております。また、業務委託契約ドライバーの車両につきましては、契約前に車両状態を確認し、良好な状態を維持し、点検整備に努めている方のみと契約を締結しております。 |
注釈:「輸送瑕疵」は「ゆそうかし」と読みます。「輸送瑕疵」は、輸送の過程で発生した欠陥や不具合を指す言葉です。具体的には、運搬中に商品が破損したり、品質が劣化したりした場合などが該当します。「瑕疵」という言葉は、「きず」や「欠点」という意味で、契約不適合責任や瑕疵担保責任といった法律用語としても使われます。
沿革
幕張のWBG、東京芝浦の本社ビル、三鷹の電気通信研究所など、まるでドラマの世界みたいな素敵な職場で技術者として勤務してましたが、軽運送業者になる決意と共に脱サラました。

妻と子供を養うためには休む暇はありません。脱サラしたすぐ後に赤帽ももちゃん便を開業しました。開業エリアは運送業の仕事量の多い首都圏も考えたのですが、土地勘のある仙台へUターンしての開業となりました。

サラリーマン時代のIT経験から当時まだ東北の赤帽では珍しかった手作りホームページによる宣伝とメールフォームを使った商談システムを採用しました。
当時はiモードがサービス開始するなどタイミングが良かったです。
赤帽ももちゃん便としての営業ではなく、赤帽ももちゃん便グループという名称で営業開始。
自分自身が走るよりも沢山の赤帽仲間に配車する業務が多くなって行きました。
当時最先端だったインターネットを活用する営業方法が話題となり、テレビの密着取材( 東北放送 、 仙台放送 )や TBCラジオ、全国誌(リクルートアントレー別冊独立辞典特集)など頻繁にメディアに出させて頂いた経緯で、当時の全国赤帽組合連合会の副会長(森氏)とも懇意にさせて頂けるようになりました。
首都圏の赤帽組合連合会の入会案内パンフレットでもモデルケースとして私と妻が掲載されて赤帽の広告塔的な立場になっていた時期でした。


既に赤帽ももちゃん便グループとして可動台数も多かった頃、たまたま主要取引先との契約で法人格が必要となった為、若干背伸びでしたが法人化しました。


赤帽専用サンバーのスーパーチャージャーエンジン仕様でした。2台ともパワーゲートを装備してます。
コンテナはホロ付きコンテナで幌材質も厚手で尚且つ二重化して強化され風防も付けて高速道路の走行にも万全の体制を整えました。
当日は、早朝から午後まで、多くの台数を沿岸部に配車する定期業務がありました。幸いにも一台の赤帽仲間も失うことなくすみました。
しかし、主要取引先が複数社津波の被害に遭ってしまいました。
一方で被災地への支援物資のチャーターが多発して休む暇もなし。テレビでは放送されないほど本当に壮絶な世界を目の当たりにして人生観が変わりました。
赤帽の看板を下ろすのは寂しくもありましたが、赤帽組合には赤帽専用サンバーしか買ってはならない縛りがありました。私は赤帽車以外の車を使いたい思いから赤帽組合を脱退することに決めました。現在の赤帽組合の規定は存じませんが、当時、もし、赤帽車を持っている上で、二台目以降の車については自由選択だったなら脱退はしなかったのかもしれません。
お世話になった赤帽組合と良い関係を保ったまま、好きな車を購入する目的で円満卒業することにしました。
企業向けの緊急チャーター便のお仕事には、ターボエンジンの車が最適だと考えていたので、ようやく夢叶って導入できました。当時の赤帽車は過給機付きと言えばスーパーチャージャーがあったのですが、スーパーチャージャーの欠点は燃費が悪いことでした。チャーター業務における実用燃費がリッター5Km程度でしたので経費としては辛いものがありました。エブリーターボはオートマで乗用車気分と首都高渋滞でクラッチで足が疲れない嬉しさ、サンバーバンのターボ車ではMTターボの素晴らしい燃費と走りが良好でした。


当時は世の中にAmazon配送がなかった時代なので、乗用ワゴンの営業用黒ナンバーは非常に稀でしたが、その時代にN-Boxカスタムターボのスロープ車を構造変更(車検の取り直し)してパワーゲート車の仕事をN-Boxで行うようになりました。軽トラの良い点、N-Boxの良い点がそれぞれありますが、ももちゃん便にはこれで正解でした。


東日本大震災(3.11)の津波被害、その後コロナ自粛により業界に変化がありました。大規模な定期便(毎日、多くの台数を定期的に動かす)の仕事は段階的に終了し、スポットチャーター便と精密機械の時間指定配送に経営の軸足がシフトしました。
スポット対応は固定費をかけない身軽な個人事業主の方が都合良く、更に法人格が必要だった企業様との契約も3.11以降ほとんどが終了していたこともあり、法人格を維持するメリットが無くなり、15期の節目で株式会社は解散処理を行い、個人事業主ももちゃん便に戻りました。元々、身の丈として個人事業主だったので、これでホッとしております。解散というと倒産と誤解されることがありますので補足しますが、解散とは借金など無い状態で半年程度の時間とお金もかけて行う正式な手順です。
しかも、株式会社ももちゃん便から営業内容はそのまま引継ぎ、今でも「ももちゃん便」として変わりなく営業しておりますのでご安心ください。
法人から個人に戻すことで身軽になりました。しかし信用度まで軽くなっては困るので、貨物保険は株式会社時代の1000万円ではなく、1500万円に増額させていただきました。
今まで以上にご安心して仙台軽貨物ももちゃん便をご活用ください。もちろんインボイス対応ですし。





