電気料金値上げとは言えども
流石に普通の一戸建てで大人四人が普通に静かに暮らして、月額五万円の電気代は異常過ぎるとご指摘がありました。
電気代が値上がりする前から我が家は平均的に月額3万円以上の電気代が普通だったので、そんなもんだと思ってこの家に住んで三十年くらいになります。
ただ、電気を浪費しておらず、エアコンも照明もこまめに無駄なく切ってます。
エアコンがオンオフでピーク電流が流れるのは理解しているので、外出が長い時に切るなど配慮して。
オール電化住宅ではないので、電気代の五万円以外にも普通にガス料金もかかってます。
エネルギー系だけで一ヶ月10万円くらいになるのは、質素に暮らす戸建ての四人生活では異常らしい(笑)。
特に電気代の原因を探る
まず、電気に関してですが、過去に数回、漏電のチェックに来ていただいた事があります。
電気代が高いからと言う理由ではなく、別に漏電を懸念する出来事があった為でした。
ただ、その時の漏電量は一般的な値で問題はありませんでした。
漏電で無いであれば、無駄な家電品が常時動いてないか?そこも確認して問題なし。
テレビなどすべての待機電流をメインスイッチで切っても、誤差程度の差しか無かった。
これ以上の節電は、高齢な両親の電気毛布やデロンギオイルヒーターの節電に着手することになるので、それは両親の健康面と快適生活の維持には絶対に出来ません。
昔の床暖房設備の残骸は?
実はこの家は新築当初は床暖房設備がありました。
当時は最先端で床暖房の入っている家は稀で自慢の設備でしたが、あの時代の床暖房は効率が悪くて利用時に発生する電気代とガス代のアップする割には、暖かさに関してはイマイチでした。
五年程度で床暖房のガス設備部分の劣化でガス給湯器を交換する時に、床暖房に対応してない普通の給湯器に変更してもらいました。
それ以後、床暖房は機能停止状態です。
ただ、この家には床暖房の設備はガス給湯器以外は残っていて、液体を循環させる床下のパイプと、循環させる電気モーターは、見えない床下に今でもあるらしい。
床暖房ブレーカーは存在せず、家の中の何かの回路とブレーカーが共用されているらしいので、つまりどこかの部屋のコンセントなどの為のブレーカーがオンになっているならば、同時に床暖房設備として残っている循環モーターなどに電圧が生じているかも知れない。
もちろん、床暖房のオンオフのスイッチ自体は取り外されてありません。
だからスイッチはオンになることは一切ないのですが、ただ、ブレーカーレベルで止めているのではないので、床暖房設備が悪さしてないのか?とか若干の気掛かりになりました。
ここまでの調査で
- 漏電はない(数回確認されているので大丈夫)
- 電気を浪費する生活でもないのでこれ以上の節約は無理
- 無意識に稼働中の家電品もない
となると、普通に暮らして、この電気代五万円が異常なら、まさか床暖房の設備の残骸に消費されているのか?
まさかとは思うのですが、床暖房の設備と共用されている可能性があるブレーカーを見つけたので、元から落としてみました。
それによって台所付近のコンセントなど部分的に電気が停止しているので、そこは別に延長コードで回すような手間があったのですが、これで今日以降の平均的な電力量が減ったら、もしかしたら普通の四人世帯のように二万年とかの請求額に下がるのだろうか?
とりあえず実験開始です。