チャーター写真集や赤帽時代の思い出の記事は、殆どの場合リアルタイムな日記ではありません。
パソコンに大量に貯まっている昔の写真の整理中に見つけた懐かしの写真を元に当時の思い出を掘り起こして書いてます。
この写真は、赤帽仕様のサンバートラックにパワーゲートを装着した車です。
当時はまだ赤帽組合を卒業したばかりで、赤帽サンバーを使っておりました。赤帽を抜けても、赤帽仕様サンバーに乗り続ける事は組合規定に問題はありませんが、赤帽カラー(赤と白)だけは塗り潰す義務があります。
その際自分で塗装する人の方が大半ですが、仕事に使う大切なトラックが美しく無い塗装になれば信用問題なのでキチンとしたお店に全体として白い塗装お願いしました。
職人さんはわざわざ風防まで一旦は取り外して、風防の中に隠れて見えないルーフの隅々まで完璧な美しさのホワイトボディーに仕上げてくださりました。
もしも私が自分でやってたら風防の陰で見えないルーフなど赤のままで塗らなかったでしょう(笑)。さすが、プロの板金塗装職人さん。
結果は、まるで新車の白のパワーゲートサンバーでした。
そんなピカピカなホワイトになった元赤帽車で瀬戸大橋を渡る途中の写真が出て来ました。幌は高さが可変式ですが、この写真は1番低くしてあります。
積荷の高さが低いなら幌は風防より上に出ない方が燃費が良く、横風にも強くなりますので。
とはいえ、サンバートラックのスーパーチャージャーにパワーゲートのこの車の燃費はボロを下げてもリッター5kmから8kmが普通でした。
超ノロノロな静か過ぎる(周囲に迷惑なほど)で稀に13km程度も出せますが、経費計算するなら7kmくらいが平均でした。