貨物保険は完備

貨物保険証券

貨物保険1000万円

仙台など地方では、軽運送の貨物保険の標準が300万程度ですが、ももちゃん便は安心の1000万です。
これなら精密機械輸送も、ある程度ご安心頂けるレベルだと思います。

ただし、当社の手配する契約車両の一部に貨物保険が300万円の車が含まれますので、保険限度額が300万円では困る高額なお荷物はご予約前にお伝えください。

更に、もし、御社のお荷物が1000万の貨物保険でも不足な場合は、輸送中のみ一時的に貨物線保険の増額も可能です。
ただ、その場合は、差額保険料はお客様にご負担頂く事になります事をご了承下さい。また、保険会社にも事前申請が必要なので、必ずご予約時にご相談ください。

当社の賠償できる範囲を明確化

事故があった場合に、ももちゃん便が賠償出来る範囲は、貨物保険(保険会社から支払われる金額)の範囲内とさせて頂きます。

小さな会社ですから、出来ない事を正直に明確にするのも信用に繋がると考えております。

賠償可能なのは保険会社から支払って頂ける範囲となる事は正直に申し上げます。その代わり信頼できる東京海上さんの一千万円の貨物保険に加入しております。

なお、当社が(保険会社さんが)対応しきれない可能性について例ですが。

保険の支払い対象外となりそうな具体例の一つは、荷物が破損した事によって、連鎖的に製造遅延が出て、その遅延によって出荷停止など二次的損害が出たとしても、二時的な損害は保険対象外になってしまうそうです。
また、破損した物が希少な物であっても、希少価値を勘定に入れられるとは限らないそうです。

例えば、盲導犬を輸送中の事故の場合は、盲導犬は育成に大変なコストのかかる特別なワンちゃんですが、保険としては普通の同種の犬としての価格帯になるような話です。

ただ、それでも、本社の上層部が規定と定めて契約フォーマットだから絶対変えられない大企業のご事情も理解はできます。

仙台支店、宮城支店など実際の現場のご担当者様と弊社が双方で信頼できると思う時、賠償可能範囲は現場の実務レベルで理解し合った上であれば、必要な事務処理として契約調印させて頂く事があります。

賠償能力を偽る業者にご注意

ももちゃん便は「賠償範囲が保険の範囲までになります。」と馬鹿正直に言う事で、しばしば大口契約を逃しております。しかし、それでも無責任に賠償能力を隠してまで契約はしません。

いかなる理由でも全責任を負えると言う業者に疑問

「震災による被害でも全責任を負う」など無謀すぎる契約書を見かけます。
我々軽貨物事業者のレベルで、その様な無限大と言うべき賠償範囲まで保証できる訳が無いのに不思議です。

更に驚くのは、

そこまで無限大な賠償能力があると思えない小規模運送会社や個人運送店が、その内容で大丈夫です。と平気で契約調印するようです。

しかし、その素晴らしい賠償能力は本当に本当なのでしょうか?

  • 災害による大きな被害で保険対象外でも全額自腹で払える事業規模の運送屋さんでしょうか?
  • そこまでの自腹リスクを負っても商売として成り立つ計算はあるのでしょうか?
  • 仕事が欲しい一心で、契約書は単なる形式的な物だと軽い気持ちで調印してしまう業者さんでは無いでしょうか?
  • もっと怖いのは、万一のことはいちいち考えないだけだったりしませんか?そんな事だと仕事も怖い気がします。

実は、実際にあった話ですが、無謀な契約書に当社は調印拒否した時、他社さんなら契約可能だと言っていると聞いたので、上記疑問をお客様に伝えました。

確かにとご納得されたお客様は、その運送店に対して、本当に本当に万一の場合は契約内容通り賠償可能な力はあるのか?と再確認したところ、良く契約書を見てなかった無理ですと言われたそうです。

契約書は、「印鑑を押すだけのイベント」、事務方の流れ作業になっている事があります。

単なる契約書だと甘く見ると、それでも、いざ本当に災害時に荷物が失われることがあれば、その契約書に従った責任問題が発生します。
その時に、小さな運送店や運送会社には当然無理な内容であれば、契約書がどうであっても困るのは双方共倒れなので、契約書は妥当な内容でこその契約だと思います。

冒頭にも書きましたが、せめて契約調印は形式的になっても、現場の実務レベルでは賠償可能範囲の意識のすり合わせは必要であり、それを無しに無制限な能力を語ることが良くないと思っております。

貨物保険の加入がそもそも無い運送屋すら存在

運送会社や運送店の中には、貨物保険に未加入の業者もいると聞き及んでます。
貨物保険は高いので、加入できない業者も出てくるのも致し方ないのかも知れません。

当社は1997年開業から現在まで貨物保険は欠かさず継続して加入しております。