この記事は単なる WordPress素人ユーザーの独り言です。
検討漏れや勘違いがあっても当たり前だろう。という前提でご覧ください。そもそも見る人がいるのか?(笑)
(私は自分のレンタルサーバーにWordPressをインストールして使うタイプなんで、これが前提の記事になります)
素人の戯言を聞いて欲しい
私がサラリーマンを辞めて今の商売をスタートして1997年当時、東北地方の企業も個人事業主でもホームページを公開しているケースはも少ない時代でした。
東京の赤帽さんは当時からホームページ経由で仕事が成り立ってましたが、仙台ではまだチラシを撒いたほうが効果的な時代でした。
そのころはホームページと言えばHTMLそのままのホームページが当たり前でした。
秀丸エディターやHyper Editなどのテキストエディターを使ったり、ホームページビルダーを使ってみたり、Dreamweaver使ってみたり。
HTMLソースコードそのまま作るのがホームページ作成であり、近年のCMSと言われる手法は全くないか?少なくとも私は知らない時代でした。
サイト内で共通したナビゲーション等の使い回し要素をいかにして効率良く作ったり、修正したり出来るか?
楽するのが好きで、単純な繰り返し作業が嫌いで面倒くさがり屋の私の課題はそんな感じでした。
ホームページビルダーやDreamweaverは、どこかのバージョンからは、そのような共通要素を簡単に変更する要望もある程度は叶ったと記憶しますが、一つ間違えたら取り返しがつかない状態になったりして、結局は手作業でサイト全体の共通部品を整えてました。この力作業、単純作業の繰り返しが嫌になりました。
当時私も毎回最新版を購入していたホームページビルダーでは、あくまでも当時のバージョンですが、閲覧目的で単に開いただけのソースファイルにすらも、一瞬で勝手に妙なタグが書き込まれてコード量が増えて可読性が悪くなってしまって、最初はテキストエディターで綺麗なソースとして使ったサイトが台無しになったりしてました。
今のホームページビルダーはきっと違うのでしょうけど、当時は簡単操作するとマイナス要素もあって悩みおおき時代でした。
妙な便利機能を使わないでも、サイト全体の一括置換で行けるのは現在では当たり前ですが、当時はどのHP系エディターを使っても、複数の行をまとめて置換、しかもサイト内全ファイルのナビゲーション構造を簡単に置換するのは基本機能には無かった(多分)ので、私は困り果ててました。
秀丸エディターでマクロを作れたら問題ないとしても、私はマクロを作るのが面倒でした。とにかく楽してサイト共通部品を入れ替えたいだけでしたので。
そんな中でWordPressが目立ってきました。
これからしばらくの間は
サイト管理が簡単になって、コンテンツの文章そのものに注力できる日々になりました。
厳密にはHTMLタグの手打ち無用ではなく激減した状態でした。
WordPressサイトでもちょっと変わった事するにはHTML手打ちはある程度は必要。
そのころにメインで使っていたWordPressテーマはBizVektorと言う当時は珍しいビジネスサイト向けのテーマでした。
これ自体は無料テーマですが有料スキンを購入するとちょっと他人のサイトと違うイメージになるのと、プロによるBizVektorカスタマイズ記事も増えてきていたのでコーポレートサイトといったらこれでした。
その頃私から見たWordPressイメージは、HTML+CSS手打ちのサイトより表示が圧倒的に遅かったが、その代償に使い方は簡単でした。
ワープロ的で初心者にも優しいと言う印象がありました。その頃は今で言うクラシックエディターなので正にMicrosoft Wordみたいな使い方でした。
ただ、バックアップ用プラグインなどは今ほど洗練されてないので、あの頃に何かあったら全て失った可能性があります(笑)。
WordPressは言うほど簡単ではない
ネットでも書籍でもWordPressなら誰でもサイト立ち上げ管理が出来る印象ですよね。
新しく WordPressユーザーになる人は、ワープロ感覚で簡単にブログやホームページを自力で維持管理して行けると夢見ているかも知れません。
でも、 WordPressは初心者が簡単だと思って使い出すと後で辛い壁にぶち当たるかも知れないです。(WordPressは未だ素人の私の発言だから適当に見てくださいね)
一応、最新のWordPressはブロックエディター(ブロック単位に作業する)になって、編集作業は簡単になったのですが、以前のクラシックエディターの方がワープロ的で直感的だったという見方もあります。今日現在もClassic Editorは提供されてますが、いずれ廃止されると言われているので、今からWordPressに触れる方はブロックエディターを使うべきですし、ブロックエディターで洗練されたテーマを購入された方が良いと思います。
未だにブロックエディターに注力されてないテーマもあるので注意です。
簡単と言われるWordPressでも勉強が一生終わらない
有料テーマとは
テーマは簡単に言えばテンプレートで、見た目を整えたり、便利な機能を追加してくれる商品で無料と有料が存在します。
一般的には無料版より有料版の方が多機能でサポートも手厚い傾向があります。
有料テーマを購入すると、自分で勉強しないでも作者さんの努力で新機能がどんどん追加される嬉しさがあります。
日本人の作るホームページやブログに最適化した形もある程度の雛形は最初から出来てます。
気に入ったら、作者さんの力に頼って、新しい技術に乗っかってゆけます。
支払い方法は、一回だけの買い切り版とサブスク版がありますが、買い切り版だったテーマがサブスク版になるケースもあり、今後の流れはもしかしたらサブスクでしょうかね?
変化の激しい世界なのでサブスクでないと作者さんも維持管理が大変でしょうからね。
自分でHTMLとCSSの専門書など買い漁って新技術を入れる必要がないメリットがあるのですが、 WordPress、テーマ(テンプレート)、プラグインも変化が激しいので、新機能を知る、情報について行くだけでも勉強が必要です。
検索エンジンが高速なサイトを優遇する時代なので、テーマにも高速化のノウハウが満載です。
テーマに任せて手間無しで高速になって良いかと言ったらそうではなく、高度な高速化ノウハウを使いこなすにはテーマを購入しただけじゃダメで勉強が必要となる時代です。
例えば、サイト表示を高速化するオプションは、どの有料テーマでも目玉機能ですが、高速化オプションを全部オンにしたら良いのではなく、項目によっては使うと逆に遅くなってしまうこともあり、自分の契約するレンタルサーバー機能と重複または相性が悪いとか要注意でカットアンドトライになります。
素人の私が知る範囲でこれだけなので、熟練者だけが知る深い深い注意事項が沢山あるはずです。
一時期はAMP対応の有料テーマを導入した際はプラグインの出すレイアウトが崩れたり高速化以前の問題にもなりました。
きちんと理解して使ってない私の落ち度です。
昔からのHTML+CSSサイトは、作る様子を見たら難解なソースコードに見られがちですが、でも、それは中身が丸見えなので、勉強すればダイレクトに誰が見ても分かります。(簡単と言うと語弊がありますが、ソースが目に見えるメリットがあります。)
テーマを購入して時間を買う考えは甘い
有料テーマを購入すれば、初心者がデザインの勉強をしないでもテーマの力だけで美しいサイトが作れるメリット面は確かにありますが、高度な有料版の機能を使いこなすには自分の側でも勉強が必要です。その時間は省けません。
最近の有料テーマは高性能で多機能ですが、その代償として使いたい機能を見つけることすらも難しく、一度設定した機能でも後で再び切り替えたいと思っても探すのに手間取る始末です。機械音痴だったりパソコン不向きな人には辛いと思います。
中にはオンラインマニュアルを見ても専門用語が素人には理解不能なオプションも出て来てます。
高速化と言えば有名なキャッシュ系プラグインもたくさんありますが、素人が気軽に導入すると大変な悲劇になったり(私の体験)。
WordPressは実際の利用は複数の部分から成り立ちますので、トラブルがあったら、問題点の切り分けが初心者には最初の難関です。
WordPress本体(パソコンだとOSみたいなもの)、テーマ(パソコンだとアプリみたいなもの)、プラグイン(アプリの別売プラグインみたいなもの)、そして自分の使い方、この中のどこに問題があるのか?
切り分けるスキルがフォーラム質問においては必要です。
その問題箇所を区別する能力がないと、相談するにも相談先が違ってしまいます。
その他キチンとしたフォーラムの質問作法で質問する覚悟で有料テーマを購入する人は、新人購入者の中でどの程度いるかと言えば疑問です。
ただし購入する有料テーマによっては新人さんフォーラムがあって、問題範囲を切り分け出来ない状態の質問も許容されますが購入するテーマで扱いも違うようです。
最新テーマは、どれも魅力的で高性能ですが、むしろ高機能が満載だからこそ新人は使いこなせない場面も出てきます。
デザインセンスはテーマで買えるけど、難しい技術の勉強時間まで浮かせることは出来ないと思った方が良いほど高性能で多機能なのです。(それでも作者さんの勉強時間で我々の時間が浮いているのは間違いないが)
WordPressを使いこなすには、少なくとも今日現在の私よリ上のレベルの知識と勉強量が必要な時代になってしまいました。
とりあえずバックアップを毎日取っていれば怖くない?
そんな事も言い切れないです。
万一の場合にそれを活用して、間違いなく復元する為の練習も時々やらないと、意外と落とし穴があったりします。
兎にも角にも WordPressは勉強が終わらんのです。
維持管理の手間に毎日追われる
私にとってWordPress導入の最大の理由は、技術に関わる時間を減らし、コンテンツ自体の執筆に向け、家族と過ごす自分の時間を増やすことでした。
HTML+CSSのソースコードのタグ手打ちを廃止して、タグを除いた文章作成だけに集中したい。
ナビゲーションリンクの管理など細かい力作業、面倒なサイト全体の書き換え作業、それら人がやらずとも済むサイト管理をWordPress任せで行いたいと思ったからでした。
しかし、実際には、WordPress本体とテーマ(テンプレート)とプラグイン(機能追加モジュール)の頻繁な更新作業に対応しなければなりません。当然ながら更新前にはバックアップもしないとです。
これら日々の更新作業は、自動となりつつあるのですが、ノーチェックで自動化するとWordPressの進化にテーマやプラグインが追従遅れていたらトラブルに遭遇するので、やっぱり手動更新を捨てきれず、バックアップも常に毎日実施しなければなりません。
HTML+CSSのサイト管理は、コンテンツが古くなることを無視すれば何年間も放置しても動き続けてトラブルになりません。
実際に実験的にhttps://momo-express.com/と言うドメインは、10年近く、わずかな更新作業しか実施してませんが稼働しております。放置状態なので検索エンジンからは低く評価されてますが気にしなければ手間いらずです。
それに対して、WordPressで管理しているホームページもブログも毎日、何らかのシステム側の改版に対応する作業に追われております。
どうしてこんな本末転倒になったんでしょうか。
気が付いたら、私は創業した当初のHTMLサイトから通算だと20年間くらいサイト管理に毎日追われて来たような気がします。
WordPressに興味ある超初心者さんが見ていたら?
中途半端な先輩である私のアドバイスは、自分の適正にあった仕組みを選ぶのが大切です。
文章を書きたいだけで、技術的な勉強は嫌いなタイプなら、 インストール型のWordPress(レンタルサーバーを借りて、WordPressを自分でインストールして、セキュリティアップデートなど全部自分で自己責任)は不向きかもしれないです。
その場合はアメブロ、note、Wix、jimdoなど、システム管理は管理側に任せる方式も検討されてから最終的にWordPressに決めたら良いと思います。
その他のサービスはドメイン単位に改めて借家するような感覚なので沢山使うならコストが後から増えたりしますし、そもそもドメインなど割り当て不能なサービスもあります。
さらに他社のサービスは、会社側が時代の変化で運営をやめると言われたら終わりです。
WordPressも他社同様に更新などの手間なしで使う方法もあるのですが、それだとやっぱり他人の土地に借家するような感じで、勝手にたくさんドメインを増やして利用することも出来ませんし、プラグインなどの自由度が制限されて WordPressメリットが半減な気がしてます(個人の思い)。
もし自分でレンタルサーバーを借りて、 WordPressをインストールして使う決心をしたら、いよいよテーマ(テンプレート)を選ぶことになります。
私の印象ではデフォルトの海外無料テーマは日本語で使うには何となく文字サイズとか違和感も多く、やっぱり国産テーマが好みです。
国産で無料テーマもあるのですが、使っていると私の場合は必ずその会社で出す有料テーマに切り替えたくなります。
国産の有料テーマにはサポートフォーラムがあるので、ちょっと安心ですが、しかし、最近は初心者が何も知らない状態で、単に助けてくださいと質問することが許されるかどうか?フォーラムのお作法も厳しくなって来ている時代です。
そこも踏まえて、自分で勉強する意欲がない場合は
(フォーラムが堅苦しくなって来たのは、 WordPress普及によって増え過ぎた新人ユーザーさんの質問マナーを守れない事と技術的な勉強不足から無意味な質疑応答に管理者の時間が奪われすぎて仕方ない実体がある)
私の今後はどうするか?
長年使ってきたWordPressを捨て去るにはコンテンツも増え過ぎましたし、 WordPressに最適なレンタルサーバーも何年も先まで先払いで借りてますので勿体無い。
有料テーマも複数本を購入してあるので、それも活かしきれてない現状で降参するのはもったいないです。
時間は失いたくないがアップデートだけは必須作業
セキュリティーアップデートなど、 WordPress本体、テーマ、プラグインの更新作業に日々追われることは、 WordPressを使う限りは避ける訳には行きません。
これからも毎日、各種アップデートのチェックは怠らずのルーチンワークは頑張ります。
完全自動化で済むようになったら嬉しいけど今はまだ自動運転では心配。
Windows PCを買ったらウイルス対策ソフトを入れて、毎日、こまめに更新作業をするのと似てますね。
自分が加害者にならぬように誰もが頑張ってますよね。
WordPressを使うのはそれと似たような労働が待ってます。
普通に使う事で満足しよう
アップデート作業だけはするが他の時間は極力使わない。
- テーマの新機能を使いこなす努力はやめる。
- これ出来ないのかな?と言う深掘りも極力辞める。
- 長年追求していた高速化も気にしない。
- 最新テクニックを駆使したサイトにしたい欲望もやめ。
今ある機能を普通に使って、普通にコンテンツを作成する。
進歩向上を目指さないだけで、だいぶHP管理の時間が浮きそうな気がします。
私の採用テーマも紹介
私は複数の有料テーマを利用してますが、このサイトに関して採用テーマは、SWELLと言う有料テーマです。(2021年12月27日現在の話なので、変化もあり得る)
ただ注意点は、
プロにカスタマイズ依頼するか、それなりに自力でカスタマイズ出来る人はコーポレート用としてもSWELLは良いですが、私の様なWordPress素人には、時々不便も発生します。
これがコーポレートサイト向けテーマならその不都合はそもそも出ないし、出たとしても開発者にリクエストすれば、需要があると思われる要望には対応してもらえます。
しかしブログ向けを宣言しているSWELLの場合は、コーポレートサイト向けの機能追加は却下になるのは当然と思うしかございません。
もう少し企業サイト向けっぽいテーマはArkhe、Snow Monkey、Lightning、とか?
その他、ご自身で調査してくださいね。
話をSWELLに戻しますが、了さんと言う若い方が開発されてデザインセンスも美しいのが好ましく購入しました。
これならセンスのない私でも少しは見栄えするHPになればと思っています。
ただ、途中にも書きましたが、swellは本来コーポレートサイト向けではない(と開発者が明言している)ので、この先もその方面の機能追加は期待は出来ませんので、永遠にSWELLを当サイトに採用したままか?先のことまでは分かりません。
テーマの乗り換えは大変な労働になるので、出来れば避けたいのでswell続投をしたいですね。
参考になるサイトを発見!
とりあえず、今日現在(2021/11/28)は、当サイトにはSWELLが最適だと考えております。
SWELLの特徴はデザインの美しさ以外には高機能テーマの中では高速動作すると言われてます。
最近になり更に朗報で、サイト高速化のプロフェッショナルであるスキルシェアさんが開発に加わって、私が黙ってSWELLを使ってたらテーマ自体も高速化はされて行くと思いますので、メンテナンスの手間である高速化を狙う部分は手間いらずかもしれません。
色々大変なWordPressの維持管理の中にあって、SWELLは私みたいな怠け者に最適なのかも知れません。
もう少しだけコーポレートサイト向けのブロックパターンとか増えたら幸せなんですが、SWELLはブロガーさん向けであることは明確なスタンスなようで、コーポレート向けの話は自力でなんとかせねばならないようです。
終わりにWordPress批判ではない事を補足します。
現に私は長い年数の WordPressユーザーであり、今後も続投する意思があります。
ただ、良く言われるような WordPress簡単という言葉を鵜呑みで入ると後で大変ですよと言いたかっただけです。勉強する覚悟だけは必要です。
WordPressは一年先はガラッと変化する時代になっているので、その恩恵は計り知れないものがあります。その恩恵の代償として高度な知識と十分な勉強、進化に追従する努力が必要とされている時代のようです。
更に補足ですが、私は素人ユーザーとして、ただ単に長く使っているだけです。
本気で WordPressを知りたい人は、熟練した人のブログや有料テーマの販売元に相談されることが一番です。
私個人の主観的な記事は、一個人の主観として参考程度でお願いします。