超音波診断装置の輸送イメージ図

現在、当社は国土交通省の認可を受けた業務用改造を施したN-Boxワゴンスロープ車両を、正式な車検手続きを経て使用しております。
装置の高さは130cm以内とします。
ももちゃん便の構造変更されたN-Boxは、床が非常に低いため、床と天井の高低差により、N-Boxの外観イメージよりも遥かに高さのある装置まで運搬可能です。そのため、初回にご覧になるお客様は皆様驚かれております。実際、ここ数年でN-Boxに入らなかった超音波診断装置はほとんど無く、ハイエース標準ルーフで高さが入らなかった超音波装置もN-Boxには入るのかと驚かれたお客様もいらっしゃいました。

N-Boxは悪天候時にも安心して輸送可能
N-Boxの利点は、豪雨時でも風雨の侵入リスクがなく、荷台までエアコンが届くため真夏の熱気や真冬の氷点下から超音波装置など精密機械が守られます。猛烈な湿度のゲリラ豪雨の最中でもエアコンが届くのである程度の湿度は抑えることができます。黄砂の舞っている日の精密機械輸送も機密性の良いN-Boxだと安心です。
スロープを用いた昇降
特殊な低床構造のN-Boxスロープ仕様をベース車とし、ももちゃん便では更なる低床化を実施しています。三段伸縮式のホンダ純正アルミスロープは、信頼性と耐久性に優れています。スロープは電気系統やワイヤーを使用していないため、故障リスクも原理的にありません。
更に低床なN-Boxの地面スレスレの高さから写真のようなスロープが繰り出されるため、想像以上に緩やかな勾配を実現していますので超音波診断装置や骨密度測定装置などのキャスター付き医療機器の昇降も安全に行えます。

ハイエースに匹敵する高さを実現しています。
スロープは真冬の北海道でも安心

ももちゃん便が運べる超音波装置(骨密度など)キャスター付き装置サイズ
運ぶ超音波装置形状とN-Box内部凹凸の相対的な位置関係により、積める高さには多少の差異が生じます。
そのため下記のN-Box荷台寸法はあくまで目安ですが、現在流通している液晶画面が倒せるタイプの超音波装置の大半は輸送可能です。

N-Box スロープ仕様(構造変更)での輸送が可能な超音波装置のサイズは、写真に記載の範囲内、すなわち両輪の走行幅が約60cm以内、装置の高さが約125cm以内となります。
ももちゃん便へのご依頼が初めての超音波装置の場合、装置の高さ、幅、奥行きをできる限り正確にご記載ください。なお、超音波装置のカタログ等で高さ表記に範囲(XX〜XX)が記載されている場合、液晶の昇降時の下がった時と上がった時の範囲と誤解されがちですが、そうではありません。
最低の高さはキーボード面の高さ、画面の高さが一番上の高さとなります。ももちゃん便では、画面(液晶を寝かせた状態)を含めた装置全体の高さが125cm以下である場合に対応可能です。